おぐら庵

誰かのなにかになったら

点滴の管は長かった

あんみつみかんです。

 

前回は検査について書きました。つづきです。

 

治療の準備がどんどん進みます。

私は前回言った、マルク(骨髄穿刺)の検査を前の日に看護師さんに

言われたらずっと怖くて泣きっぱなしでした。

看護師さんに前日に言わないように頼んであったのに

言ってくる看護師もいました。なぜだ(

 

今でも傷痕として残っているのですが

IVHというものもしました。調べてみると

中心静脈に点滴のカテーテル(管)を刺してそこから点滴をうけます。

位置でいうと右側の鎖骨の下です。(左のこともあります。)

 

ずっと手の甲や、手首に点滴していたのですが

治療となると大きな血管の方がいいと説明されました。

 

処置室で行われる処置で、麻酔をするのですが頭部が近い為眠ってしまいました。

医師が「指をみて」といって下に引っ張り、上にスワイプするような動作をすると

私はまっ白な世界へ飛びました。ずっと高速のジェットコースターに乗っている

そんな感覚の世界。乗り物酔いをしている感覚になりずっと吐き続けている。

目が覚めると本当に吐いてるんですよね(笑)(笑えない)

横を向いてずっと吐き続けていました。

 

私を最初に担当したのは研修医で、今思えば一生懸命やってくれていたと思います。

それでも当時子どもだった私は段々医師の事が嫌いになっていってしまうんですけども

申し訳ないと思いつつ…(苦笑)

 

無事にIVHの処置が完了し、その点滴は糸で固定されています。

引っ張られないよう、長い管でつながれています。

毎週2回の消毒 今でも残る傷痕。最早勲章ですけどもね。

 

つづきます。