おぐら庵

誰かのなにかになったら

治療の辛さ

あんみつみかんです。

 

前回は治療が開始されたことと父、母について書きました。

 

治療が開始されて気持ち悪くなることは度々あっても

どこかが痛い、とかいうことはありませんでした。

 

第一回目の治療(薬剤投与)が終わって

数日すると私の身体に変化が訪れます。

採血検査をして、一人の部屋に移されます。

無菌室です。常にゴーゴーと風が吹いていて

ビニールのカーテンで仕切られています。トイレやシャワーもついていて

テレビ、ベットも同じ空間にあります。

赤血球、白血球、血小板の数値が下がり、感染病を防止するため…だったかな?

 

ここで骨髄性白血病について触れておこうかなと思います。

そもそもどんな病気なのか。

 

皆さんそもそも血がどうやって作られているかご存知ですか?

自分も調べてみたんですけど(

骨髄というものは骨の中にあって造血作用があるんです。

つまり血をつくる工場なんですよね。その骨髄が間違った形の細胞を

生み出してしまった時、訂正、修正していけている間は大丈夫なんですけど

訂正、修正、出来ず、そればかりを作ってしまう、これが癌です。

簡単にいうと、って感じなんですけどね。

 

一度数値がさがり、徐々に軌道修正を薬ではかっていく感じなのかな

当時治療について聞いてなかったので完全に憶測なんですけど。

 

その時ですね 髪が抜け始めました。

よくドラマなんかで見ますよね。抗癌剤治療による抜け毛。

 

次回はそれについてお話します。

 

つづく。