おぐら庵

誰かのなにかになったら

その時は急にきた

あんみつみかんです。

 

 

 

私は小学校3年生(9歳)の時に

急性骨髄性白血病(きゅうせいこつずいせいはっけつびょう)を発症しました。

 

その時は急にやってきて

 

私は外で日焼けを気にすることなく元気に走り回って遊ぶ子どもでした。

運動することもまぁまぁ好きで、毎日元気に学校に通っていました。

 

たまに夜中に鼻血がでることがありました。

それは決まって夜中。すすることの出来ない液体。

枕が真っ赤になることもありました。気づいて起きて

「お母さん~」と呼ぶ夜が増えました。

ティッシュで必死におさえます。ですが上も向けず

ゴミ箱にどんどん血まみれのティッシュが溜まっていきました。

母は心配し、父も一緒にティッシュをもってくれています。

 

私は夜中だから眠いのか、気が遠くなっているのかわからない感覚でした。

当時はインターネットもあまり普及していませんでしたから

家庭の医学、のような辞典で父が懸命に調べてくれていました。

 

鼻にティッシュの栓をして、やっとおさまってくると座ったまま寝て

翌日は耳鼻科にいきました。

医師に診てもらうと、鼻の横から血管が出ていて

そこから血が出たのだろう、とのことでした。

薬でやいてもらって午後からは学校。

 

そんなことが数回つづきました。

ただ、鼻の粘膜が弱い、血管が横にちょっとでてる。

そう思っていました。

 

余談なんですが後に小学校6年生の時に

何度も通っていると医師が

電メスで焼くことをすすめてきました。

正直何度も何度も通う事にもうんざりしていたので

電メスで焼いてもらうことにしました。

電メスは棘ぬきのような形をしていてくっつけると

青い電気が…!それが鼻に入って来て バチッ!!

麻酔の薬がしみ込んでいたはずでしたが

あれは痛かったですね~(笑)

 

でもその後鼻血は全くでなくなりました

ありがとう医師。

 

つづきます